サイト監修:岡澤由往氏(おかざわ・よしゆき)

長野郷土史研究会会員。昭和5年(1930)、長野市小島田町生まれ。大東文化学院専門学校(現大東文化大学)本科卒業後、長野県立高等学校各校の教員勤務(国語・社会担当)を経て、長野市誌刊行委員副委員長・編さん専門委員を務める。

教員在職中、古文書の解読を独学で習得。以来、川中島周辺地域の家々に残る貴重な古文書や史料、伝承などの研究を続けており、2006年には川中島古戦場史跡の故事となった『甲越信戦録』現代語訳を上梓。現在農業に従事するかたわら、各地の公民館や学校などで古文書解読・「川中島の戦い」にまつわる講演・講座の講師を多数手がけている。 著書に『もう一つの六文銭』(銀河書房)、『激闘!川中島合戦をたどる』(龍鳳書房)、『戦国哀歌川中島の戦い-甲越信戦録・現代語訳』(龍鳳書房)、監修に『古戦場の村々の記録』(銀河書房)など。

当ホームページでは、川中島古戦場の里人が抱いたロマンを伝える『甲越信戦録』の物語を中心として、古戦場周辺地域の地理と伝承に精通した地元ならではの視点による解説を加えていただいた。